今回は頭金をどうしたかをご紹介します。
注1:どうしたらよいかは、ほかの方にお任せし、何を考えたかをお伝えします。
注2:2020年10月時点の情報です。
■頭金の額について
結論からお伝えすると、私はフルローンにしました。もちろん頭金のためにしっかりと貯金されてきた方は、その限りでないです。 この超がつく低金利であることもあります。#あくまで個人の見解なのでお勧めということではありません。
・諸経費もなかなかの額に
ぱっと思いつくところですと、土地+建屋もしくはマンションの1室という価格だけに目がいきます。しかしその外側に抱えるお金が結構あるんですよ。。。
- 不動産屋さんへの仲介手数料
- 登記費用
- ローン保証料
- 印紙税など
これらは主に住宅メーカーや不動産屋、銀行に対して支払いをする部分で、住宅費の10%程度は追加で必要になります。よく頭金は○○万円は用意した方がいいと言われますが、実際に借入額に充てようとしたもっと貯金が必要です。(まだ↓に続きます)なお上記の各費用が何者かは他の専門サイトにお任せし、頭金の考え方に集中します。
・他にもある初期費用
悲しい気持にならないでくださいね。
カーテンは家が広くなるケースでは、数が増えますし、あまり今の住居のものとサイズが異なると持っていくこともできないので、新調する必要があります。また戸建ての場合はテレビアンテナを立てるかインターネット回線/ケーブルテレビを引き込まないとテレビが見れません!!
賃貸でも契約はしているので新しいものではないですが、持ち家特に戸建ての場合は+アルファが出てくる可能性も高いです。保険会社にもよりますが10年一括にするか、毎月払いにするかなどで初期費用に関係してきます。
・修繕積立費
マンションでは徴収される形になりますが、戸建てでも将来の修復のために自分でためていくことが必要です。一般的には月1~2万円程度が目安とされております。
・固定資産税
軽減の制度などはありますが、こちらも賃貸では存在しなかった費用です。
いかがでしょうか。実に多くの物件以外の費用が必要です。これらは基本的にキャッシュで必要なものなので、おのずと残ったお金が借入金返済に充てられるといった程度です。ちなみに、住宅ローンでは物件の金額と同額でローンを組むことをフルローンといいますが、上記の通り諸経費等も含めると物件費以上の借入金になり、その場合は金利などの上限が悪くなるようですので、ご注意ください。
ここまでは意外に最初に借入金を減らすのは簡単ではないというお話でした。ただ、これだけだと家買うのは相当の貯金が出来ないと無理、となってしまいます。もちろんフルローンを組むことは借入額が多いのでリスクにはなりますが、住宅ローン減税という制度があります。
簡単にお伝えすると、上限はありますが、住宅ローン残高の1%相当の所得税/住民税控除が10年(特例は13年)適用されるという制度です。住宅の特性にもよりますが、残高上限が最大で5,000万までが対象となります。現在の超低金利においてはこの仕組みとあわせて考えることで、金利返済支援に解釈が可能です。そのため、無理して借入金をここで減らさなくても、住宅ローン減税が終わるときに繰り上げ返済するという方法が、私の場合は有効であると考えました。#所得税/住民税が減らせるなら幸せです。
ただ住宅ローン減税で支援があってよかった!ではなく、ここからもう一工夫します。それはまた次の記事で記載します。