コロナ禍において住宅需要にも変化が出てきてるようです。流れとしては大きく二つ。
・テレワークへのシフトなど働き方変革による住宅需要の向上
・収入減に伴う住宅需要低下
さて、住宅ローンとGoogleで検索すれば、山ほど金融に詳しい方のコメントが出てくるのですが、ここではそういった制度の説明はほかの方へ譲り、どう考えたか?をお伝えしようと思います。
なお、この手の話の基礎知識はまず何か本でざっと勉強されることをお勧めします。これに限らずですが、本はWebと違って話が完結するように書かれているので、きっちりと全体像が把握できます。そうでないと、不動産仲介の方の話に対して、全体的なバランスを考えることが出来ず言われるがままであり、後から後悔しかねないので。
1.金利の考え方
もう何年も言われていますが、住宅ローン金利は超が付くほどの低金利です。変動金利と固定金利とある中で、変動<固定とさらに金利の大小があります。2020年10月では、変動の方が金利が低いので、当面の返済額が安くなるという魅力に心が揺れるのが正直なところでしょう。
私の考えたこと
・低い金利は必ず上がる。結局いつまで低いままかを賭けに出ることになる。
・変動に限らず固定も金利が低いので、いっそ今の金利で確定させてしまう。
・変動を選ぶならば、10年ちょいで返済してしまう程度のローンにする。多少の上昇は折り込んでも今時点で低いのは事実なので。
・金利が上がる要素として何があるか?コロナのような未知なものはさておき、首都圏に震災が来ることは30年で70%以上といわれるので、ローンを30年以上組むなら地震が来ることを想定すべき。そのとき日本経済がどうなるかはリスク。
⇒ということから、全期間固定を選びました。
2.保証金関連の支払いプラン
住宅ローンの場合は連帯保証人ではなく、住宅ローンの保証会社という企業が代わりに名の通り保証人となります。その保証料相当をどのように支払うかという選択です。簡単に説明すると、最初にまとめて払ってしまうか、金利に含めて分割払いにするかといった観点です。さらにまとめて払ったけど、予定より早く返済出来た場合にキャッシュバックされるか否かといった3パターンです。
・まとめて払う+キャッシュバックなし(融資手数料型)
・まとめて払う+キャッシュバックあり(保証料一括前払)
・分割払い(保証料金利上乗)
私の考えたこと
私の場合は、次に説明しますが借入額を多くしたつまり頭金は少なめにしたので、保証料相当は先に払い切ってしまいました。今後の教育資金などの支出が増えるときに、毎月の返済額が大きくならないように先に払ってしまうようにしました。また、キャッシュバックはなしにして金利を上げないようにしました。他のシミュレーションツールで試して頂くとわかりますが、10~15年くらいで返済する人でないと実際メリットが出てこない仕組みなので、ここは要チェックです。
頭金をどのくらいにするかは次にご紹介します。