懲りずに?粘り強く?今年も中小企業診断士を受けてみようかとこの時期に重い腰を上げようと思います。診断士ゼミナールパワーですね。パワー、厳密には払ってしまっているお金があり、自動延長という甘い誘いに流れてというだけですが笑
さて、3月からの勉強でどういった作戦で取り組むか、ここが肝です。
想定する読者
(目次)
中小企業診断士の話をするときにはいつも書いていますが、合格していませんので合格者のテクニックではありません!!ご注意ください。
昨年は結局コロナが猛威を振るっていた真っ最中でしたので、受検を見送るという判断をしましたが、勉強量としても満足しているほどの時間がさけたかというとそうではありません。ただ重要な示唆を得たのも事実です。そこで、今回は学びを活かした試験対策を立てて進めてみたいと思います。
試験に臨むにあたり、以下の対策を立てます。
対策1:過去問から始める。
対策2:法務/中小企業経営・政策科目から始める
対策3:模試までに間に合った科目で臨む
以下に個々の狙いを述べます。
スロースタート戦略
対策1:過去問から始める
これは比較的資格試験あるあるです。過去問はどうしても理解度チェックに使いたい気持ちから一通りの勉強をしたあとに解きたいという衝動にかられます。ですが、去年勉強してみて感じたところとして、試験として何が大事かが非常につかみにくいです。数字や名称などの正誤的な感じの出題がされるのか、本質的な理解があれば解けるような問題が出題されるかといったところがわからないと、読み流しているだけになりがちです。実務上役に立つ知識も多々あるので、どうしてもそういった部分に関心が寄ってしまうというのも勉強していて感じたところです。そういった意味でも過去問から始めることを選択します。出題されているところを中心とする学習ですので、これまで出題されていないところはおのずと弱くなるのはやむを得ないという考え方です。
対策2:法務/中小企業経営・政策科目から始める
これは去年勉強していて間違えたなーと強く思った点です。やはり仕事をしながら勉強をしているとどうしても予定よりも勉強にさける時間が減るということは避けられません。どんなにがんばってもこればかりは起こるものとして想定すべきです。その際に、定石にもとづいて2次試験に関係する科目(比較的重たい科目)から始めてしまうことで、おのずと法務や中小企業経営・政策科目は後回しになります。
法務は比較的難易度が高いまたは苦手意識が高い科目とされております。科目別平均点も低い傾向にあり、科目合格も少ないです。そのためもし仮に試験までの勉強時間が確保できなくても、今年と来年の2回法務にチャレンジできるようにしておくということが大事です。仮に今年が極端に外れであったとしても、来年再度トライできます。万全の準備をして臨んでも、法務だけ40点以下となってしまっては悲しい結果です。
中小企業経営・政策については毎年中小企業白書が刷新されるので問題としても毎年変わります。つまり前年の貯金が活かしにくいということです。こちらも1発勝負で臨むにはリスクがあるということから、もしもの時に2回受けられるような策にしておくということを織り込むことにしようと思います。
対策3:模試までに間に合った科目で臨む
LECやTACで一次試験の模擬試験を開催しています。ここをゴールに勉強を進めるというのが仕事をしながら取り組むには現実的だと感じました。というのも、約1か月前までに全科目一通りでも学習が終わっていないことには本番の確率は低いとみるべきです。完璧に仕上がっている科目があるならば状況は違いますが、仕上がるということは限りなく難しいと思いますので、複数科目を補強しつつ弱い科目をフォローしていくということでおのずと1科目あたりの勉強時間は薄まっていきます。これは学習科目が増えると起こることです。そのため、約1か月前頃にある模擬試験で受験できるレベルにある科目が本番に臨める科目とみるべきかと思います。逆に言うと、模擬試験までに何としても全科目滑り込ませる必要があるということです。
まとめ
一度勉強してみたからこそ合格への期待値を上げるための策として、もし試験勉強に万全で臨めなかったときに2か年計画にスイッチできるかどうかが私が考える最善の策です。この勉強法が吉と出るか凶と出るかは今年の私の受験結果をお楽しみに。