今年1月頃の記事に書きましたが、コロナ禍であることから通勤時間が減り、出来ることが増えると思い、受験を目指してきた中小企業診断士試験ですが、試験間近にして受験を見送ることにしました。一番の理由はやはりコロナです。
想定する読者
- 中小企業診断士試験を志す方
今年の1月からのスタートなので、やや遅めの感はありますが在宅であることを活用して地道に勉強して試験に備えてきましたが、ここまでコロナが広がっていることは年初には想定していませんでした。準備不足感がある中で、試験会場に長くいるということがとてもリスクに感じたところです。また未合格日記が増えます笑
試験勉強の状況
この半年近く勉強状況というものはあまり書いてきませんでした。というのも進捗やぼやきを書いてもそこにあまり有益な情報はないかと思って書かずにきました。未受験で今年を終えますが、この半年の勉強方法について何回かで振り返りたいと思いますので、来年の受験を考える方のお役に立てばと思います。
予告としては以下のようなことを考えています。
・完全独学ではなく診断士ゼミナールを利用しました。
・やはり問題を解くに限ります。
・勉強する科目順は作戦が必要
受験断念のコロナ
科目合格も考えたが・・・
中小企業診断士の1次試験では、3年間で7科目に合格すればよいので一部科目合格を目指すことも選択肢として考えました。確実に科目合格が取れる、つまり60点が取れるというものは限られており、そのために人の集まるような駅まで移動し、数時間試験会場にとどまることをどのように判断するかというところです。なおこれは決して試験会場が安全でないということではなく、試験会場までの移動や試験会場に長時間とどまることと、科目合格を天秤にかけたときに見送るという個人的な判断をしたまでです。
コロナ感染のリアルを知ると・・
昨今のコロナ感染者増にともない、自身の近いところでも目の当たりにした感染者のリアルを知ったことがきっかけです。繁華街での飲酒や密になるような行動をしていることで感染するならばですが、そうでない行動をしている人でも感染例が聞こえてきます。それだけデルタ株の感染力は強いということだと思います。この受験に伴う行動が感染の可能性となることがあると、そこまで今年科目合格をすることが重要であったかと後悔すると想像し、まわりへの影響までかんがみると見送りたいというのが気持ちです。実際に保健所の対応も時間がかかっており、同居している家族への影響さらにはその先にあるコミュニティへの影響まで考えるとやはり無視できないと再認識しています。順調に回復したとしても1週間近くの外出禁止であり、自宅療養という自身への不安や周りへの申し訳なさと向き合わなければいけないと思うと、といったところです。
勉強が間に合わなかったことを正当化するための言い訳という面もないとは言いませんが、試験会場というものが、ふだんどういった行動をしているかわからない人と長時間同じ部屋で過ごすということからも不安があるのも正直なところです。職場であれば一定の規律の中で過ごしているというボーダーがありますし、日常の買い物であればとどまらなければいけないという条件はなく混み具合や環境などに好まない点があればささっと帰ることや別の場所に行くという裁量があります。ここがやはり懸念としては大きいです。
まとめ
しっかりとここまで走り切ってきたので、ある程度受験対策の勘所はつかめてきています。ここ1か月弱はかなりいろいろなことを後回しにして追い込んできたこともあり、来年はもう少し落ち着いて臨めるようにしたいと思います。特に2次までは全く手が回らずにここまで来たので、このあたりも来年のポイントとみています。