IT企業管理職の現実とその頂きを目指す

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中小企業診断士取得を目指すにあたり

IT営業系の職務に従事しておりますが、会社の看板がないとなかなか個人の能力を伝えるのが難しいと感じます。社内での評価はあくまでも会社の事業における貢献であり、それと個人の成果とはなかなか結びつけにくいところ。資格は成果ではないですが、その可能性を自己検証しようと思い立ちました。

 

想定する読者

  • 中小企業診断士を志す方
  • 主に営業系でブランド化を模索する方
  • 大企業社員で看板がないと不安な方

 

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受験を思い立った背景

企業の看板というのはとても強力で、その会社のしかるべきポジションであれば、初回営業アプローチも好意的に受けて頂けるなど多くのメリットがあります。実際に自分の名前だけで取り合ってもらえる顧客がどのくらいいるかというと極めて難しいです。転職市場では過去の転職実績などから各企業のどのポジションとその後の活躍などがデータとしてストックされているので、肩書に価値が残ります。

 

では、どこで困るか?

副業や現職リタイヤ後を考える際に、自分は何が出来る人材であるかをとがらせていくことが必要です。どんな優秀な人材でもオールマイティほど相手からすると組みにくいことはありません。決して資格を持てばそれがクリアできるかというとそんなことは一切ありません。資格を取る時間を現業の成果に充てることが一番であるのももちろんです。最大のポイントは、コロナによって生まれた余剰時間の活用です。

 

中小企業診断士なのか?

中小企業診断士は、国家資格の中でも独占業務がないので食っていけないとよく言われます。これに関して懐疑的なところもあるのを自ら検証しようと思っています。ただ、どの資格も同じですが持っているだけで勝手に仕事がもらえるような資格はもはやどこにもなく、継続するには結局は実力が必要です。ただし、信頼と看板は一朝一夕では獲得できず、ここに資格ということが一定の意味を持ちます。海外MBAホルダーも取るだけではなく、本人が持っている実力がその後のキャリア形成に寄与していることは言うまでもありません。

   

大手企業の看板とは

大手企業で形成するキャリアは、すでにその会社の持っている看板の信頼がベースになります。この信頼とは、成果への期待値になります。メリットだけのように見えますが、逆に言うと○○会社なのに、これしかやってくれないのか/こんな品質なのかというプレッシャーを持っていることからするとプラスにもマイナスにも働く要因であるのもまた事実です。

 

次にブランド以外に要望に関する実現可能性が異なってきます。大半の業務が個人で完結するものではなく社内の別の部署のメンバ、子会社、協力会社、外部の専門企業などとチームを組むことで要件を実現していきます。その際に、この看板は非常に大きな調達力を持ちます。つまりお客様への信頼だけでなく、実行メンバを募る際に信頼も備えています。実力という話もあれば、キチンと契約履行がされる、支払いが滞らないなどといった面も非常に重要です。見ず知らずに個人はもちろん、元大手企業の社員であったとしても、ここの要素は見逃されやすいですが重要な要素です。

 

中小企業診断士に期待すること

よく言われているのが、資格取得前の実務講習などの過程にてリレーションが出来ることや企業内診断士のネットワーク、診断士協会からの紹介などのケースが記載されています。ただ、それ以上にリアルなことは書かれていない上に、中小企業診断士が何をしているかはさらに何も書かれていません。

 

狙うは・・・

「IT×経営」というポジションです。

エンジニアとみれられるITと経営とみられる中小企業診断士は対局に近い特性を持っており、それを両立することを説明するのは非常に困難です。この対局である関係を補完させるために資格を位置づけたいと考えています。

#IT側は実業はもちろん、資格も十分保有はしております。

 

 

 

実は・・・

と書いてきたものの実は中小企業診断士試験は過去にも調整したことがありました。そのときは完全独学で、なんならテキストもブックオフの中古品。当時はまだ管理職に早くなるために実務優先であったことから、毎日終電近くまで働いて、帰りの電車もうたた寝しながらといった状況で、まったく勉強も進まず。。。乳児がいたりもしましたし。

 

機は変わり、管理職にもなり、またコロナ禍という変則期を一つの機会として捉えてみようと心機一転挑戦してみようと思った次第です。テキスト独学の難しさ、今回の選択は次に述べます。